大麻を吸わなくてもその恩恵に与れる!?超話題の成分『CBD』とは?【第1回】

そもそもなぜ効くのか?

これぞ大麻のロマンとも言える部分だと思うのですが、人間の体に大麻の成分を受容する『受容体』が存在するのです。

ニコチンも受容体がありますよね。

ただ、カンナビノイド(大麻の成分)は少し違ってて、受容体があるだけでなく、カンナビノイドの生産まで自分でおこなっています。

そう、わたしたちは、大麻と極めて近い成分を、自分で作って、そして使って、体の調子を整えているんです!

その、身体調節機能は『エンドカンナビノイドシステム』と呼ばれていて、人間を含む哺乳類が生きていく上でとても重要な機能なんです。

具体的には、食欲、痛み、免疫調整、感情抑制、運動機能、発違と老化、神経保護、認知と記憶などの調節機能をもち、細胞同士のコミュニケーション活動を支えているんです。

以下の図をご欄ください。受容体の分布図です。

エンドカンナビノイドシステムは神経細胞上に多いCB1、免疫細胞上に多いCB2の細胞内のカンナビノイド受容体で構成され、全身に分布しています。

THCは主にCB1に親和性があります。

対してCBDは、全身の細胞上にある受容体に直接働きかけ、エンドカンナビノイドシステム本来の機能を取り戻しバランスをとるサポートをします。

エンドカンナビノイドシステム、は外部から強いストレスを受けたり、加齢に伴う老化によって機能が弱くなります。

れに伴ってカンナビノイドが欠乏すると、身体がバランスを崩し、様々な不調が現れるのです。

つまり、生産が追いつかないのであれば、外部から入れてあげればいいだけ、という理屈が体内で成立しているのです。

植物が人間の身体を助けるようにできているなんて、不思議ですよね。

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H&F Dispensaryオーナー。 『エクスペリエンス』『エデュケーション』『シェア』を重要と考え、QOLの向上を目的としたCBDの知識や使い方を伝えていくことをライフワークにしています。

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