PTSDとは?
PTSD、それは命の危険に直面するシーンや出来事により、精神的に強い衝撃を受け、苦痛や生活に障害をもたらす精神病の一つ。
PTSDはPost Traumatic Stress Disorderという単語を省略したもので、PTSDにあまり馴染みの無い読者の方はきっと「こんなにも平和な日本で、命の危険に直面するシーンなんかあるだろうか?」と思うかもしれませんが、実はそれって大きな間違いなんです。
確かに日本は犯罪率という面でみれば低くて平和かもしれませんし、諸外国の人達から安全な国だと言われているかもしれません。しかし、自然災害はどうでしょうか?地震、津波、大雨・大雪や洪水、さらには土砂災害に火山噴火と自然災害の数は非常に多く、国土技術研究センター曰く「外国と比べても自然災害が発生しやすい国」という事らしいです。
つまり、日本では自然災害に直面することにより、PTSDを患ってしまう人が多いということが考えられます。
PTSDの主な症状は気持ちが常に高ぶる過覚醒や、逆に何も感じなくなる無感覚という症状があげられています。それらに加えて不眠や抑うつ、不安や集中力の低下が引き起こされます。そして、最も苦しいのが過去の体験を思い出すフラッシュバックだとも言われています。
Royal College of Psychiatristsは、上記以外の症状として、筋肉痛、下痢、不整脈、頭痛、パニック、過剰な飲酒や鎮痛剤を含む薬物の使用等もPTSDの症状として記載しています。PTSDによって引き起こされる症状がこんなにあるなんて非常に驚きですね。
[ad#any-b4h2]
Leave a Reply