大麻解禁に一歩近く?
こんにちは、T.H.Cの運営事務局です。
さて今回は大麻が日本で解禁されるというお話です。
すごくないですか?ついにここ迄来たか!という気持ちではありますが、先進国の動き方や速度を観てみると、日本はまだまだ後進国なんだなと思わざるを得ない状況です。
それに「日本で大麻が解禁」と言っても、大麻から抽出できる成分の内の1つであるCBD(カンナビジオール)由来の薬「エピディオレックス」が臨床試験(治験)に使用するという目的で解禁されるという事です。
この「エピディオレックス」はすでに米食品医薬品局(FDA)から認可を受けており、米国では規制薬物カテゴリーの中では最も低いスケジュールVに分類されています。
以下は元の記事から抜粋した文章で、オリジナルはコチラです。
医薬品としての使用や輸入は大麻取締法で禁じられているが、病院での臨床試験(治験)という位置づけで許可する。
大麻取締法で、医薬品が大麻から製造されている場合は、患者への投薬や輸入は禁じられている。委員会で厚労省の担当者は「研究者である医師が厚労大臣の許可をうけて輸入した薬を、治験の対象とされる薬物として国内の患者に用いることは可能である」との見解を示した。
悪用を防ぐため、治験を行える医療機関は、医薬品の管理体制が整っているところなどに限定。実施計画を提出して許可を受ける必要がある。患者の対象もしぼる見込み。聖マリアンナ医科大学神奈川てんかんセンターの太組(たくみ)一朗准教授(53)は「症状が改善する患者は多いはず。治験で使えるようになるのは画期的だ」と話す。
手放しで喜ぶ?
エピディオレックスは2018年4月に米国のFDAにより承認されましたが、現地のいくつかの州では、すでに大麻を医療や嗜好目的で使える状況でした。
つまり、THCによる陶酔性を懸念する患者や、そもそも大麻が解禁されていない州の人以外にはこの薬がFDAにより承認されたところであまりメリットが無かったとも言えます。
もちろん日本でこの薬が臨床試験に使用が出来るという事は大きな一歩ですね。
しかし、この出来事を手放しで喜んで良いのでしょうか?
せっかく臨床試験に使える様になったわけですから、ぜひともこの追い風を存分に利用して医療大麻を日本国内で合法化するまで押し切りましょう。
その為にも各自で大麻について勉強しておく事が大事なので、しっかりと本やwebの記事を読みましょう。
さらに、大麻がいかに有用な植物かをアピールするのはとても良い事ですが、各自の行動には是非とも気をつけて下さい。
もう一度言いますよ、是非とも気をつけて下さい!
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