大麻の成分で死亡?
みなさん今日は、TheHighClassのライターCoco420です。
今回の記事は今米国で話題の電子タバコ(以下vape )とその死亡者が出ている理由についてです。アメリカでは最近Vapeに関連する死亡事故が相継いでいて、Vapeのせいで死亡と報道されています。
でも、そもそもVapeって死亡するほど体に悪いのでしょうか?実はそんなことは無いのかもしれません!
Vapeは何年も前から(日本だと2008辺りから)存在し、それまで吸引による事故は殆どありませんでした。さらにこの記事(タイトルPanic over e-cigarettes not supported by the evidence)から考えると死亡原因がVapeそのものとは考えにくいでしょう。
また、事故が起こったリキッドの大半に大麻の成分が含まれてると言うことで、日本のあるメディアが発表するには死亡原因は大麻のせいとされています。では、もしかして大麻が原因で死亡事故が起きたのでしょうか?
ここは少し冷静に考えてみましょう。
リキッドの事故が起こったのはここ数ヵ月の話。ちなみにYouTubeでリキッドの作り方の動画を調べると五年前にはすでに紹介されているようです。
しかもそれだけではなく、Vapeと同じように数年前からちゃんとした製品がディスペンサリー(大麻販売店)で売られています。もし、本当に大麻が原因なら数年前から死亡事故が相次いでいるはず。
そこから考えられる事というのは、今回の電子タバコによる死亡事件が引き起こしたパニック自体は大麻の薬効成分であるTHCやCBD、ましてやVapeが直接の原因でない可能性が高いと思われます。
そこでこの記事を読んでみると、大麻が合法的な州の販売ライセンスを持った店の成人用(嗜好用)、または医療用大麻製品に関連するケースで、この事故は観測されていないようです。つまり今回のパニックは路上販売や個人間で買った製品が大半を占めているという事。
本当の原因とは?
まだ調査中な為にはっきりと断定は出来ません。ですが、こちらの記事によると添加された物質が原因ではないかとされています。実は合法化して以降、ブラックマーケットでは違法なTHCオイルが手に入れにくくなり、ブラックマーケットは製品の入手に苦労しているようです。そこで使われたのが安価なビタミンEアセテートという物質で、いわゆる増粘剤として使われています。
ユーザーの間では粘度が高いのはTHCが豊富とされていて、(インクの様なさらっとした見た目より蜂蜜の様なドロッとしたのが高THCなので好まれやすい)これを偽の空のパッケージに詰めればもうだれも分からない状態となってしまいます。
ちなみにリキッドを詰めるカートリッジは中国等から買うこともできます。
ビタミンEアセテートそのものは食べたり塗ったりする分には何も問題は無いのですが、気体を吸引すると、肺を膜のようにコーティングしてしまい、呼吸困難になってしまうようです。
さらにビタミンEアセテート自体は今のところリキッドの添加物として規制されてないため、もしかしたら検査を受けて販売をしてる幾数ものリキッドの中にはビタミンEアセテートが添加されてる物がある“かも“しれないです…
ただし、通常使うことは無いため、その可能性はとても低いと思われているみたいです。もちろん一部の報道の中には、”製品にvitaminEが見つからなかった”という内容のモノもあるみたいです(コチラも合わせてどうぞ)。
そういった理由もあり、今の所まだ断定は出来ませんが、今回の問題に関して言えることはTHC・CBD・Vapeそのものに原因があるとは考えにくく、添加剤に原因がある可能性が高いです。また、日本で気にする必要はほぼ無いと思いますが、どうしても気になる方は信頼できる業者、お店から買う(怪しいサイトからは買わない)、評判を確認する、成分を確認することでかなり防げるのではないかとおもいます。
それに、どうやらFDAで認証された商品はまた再び購入できるみたいですので、海外から個人輸入する場合はしばらく待っておくのも良いかもしれないですね!
世の中には確証もなく大麻の成分で人が亡くなっているという勘違いをしている人がたくさんいるので、そういう人にはぜひこの記事をシェアして教えて上げましょう。
ちなみに日本で現在購入できる、Vapeで使えるCBDリキッドはコチラをチェック!
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