普通の日常
彼女がジョイントを吸い始めると、ボクにも吸ってみるかと尋ねてきた。
大麻の安全性については彼女を信頼しきっていた。
なによりも彼女は世界でトップレベルの名門大学を卒業していた事もあり、その行動が危ないと思う事は無かった。
口紅が薄っすらとついたジョイントを顔に近づけると、植物が焦げる独特な匂いが鼻を突き抜けたが、それは不思議と嫌な匂いでは無かった。
タバコを吸った事がなかったボクにとって、吸うモノが何であれ喫煙は初めての体験だが、両親がタバコを吸っていたので吸い方はなんとなくわかっていた。
ジョイントを咥えて、ゆっくりと呼吸をすると大量の煙がボクの喉を突き刺すと同時に、盛大に咳き込んだ。
最悪だ。
喉に焼けるような激痛と同時に、肺がロープで締め付けられるような感覚がボクを襲った。
彼女は笑っていたが、ボクは全く笑えなかった。
咳き込むボクに対してミネラルウォーターを渡してくれたが、しばらく咳が続いていたので、それが飲めなかった。
3分くらい咳き込んだのだろうか、やっと落ち着く事ができ、渡された水を飲みなが考えた事といえば、「こんなものか」という感覚だった。
薬物教育で教えられたあの大麻が目の前にあり、それを使用してもそれだけの事しか思わなかった。
そう、たったそれだけ。
期待とかけ離れた現実に直面したボクは物足りなさを感じた。
そして完全に呼吸が整ったのをきっかけに、さらにジョイントの紫煙を肺に送り込んだのだ。
でもここからが本当の大麻喫煙のスタートだった。
【20代・男・はじめ】の大麻体験談 その1
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