ハッピーな1日を送りたい?マリファナの成分入りコーヒーはいかが?

コーヒーとマリファナの組み合わせ

coffee and weed

スッキリと起きた朝、バランスの取れた朝食、さらに美味しいコーヒーが添えられている。

想像しただけでも、これ以上ベストな朝の始まりはないだろう。

もちろん普通のコーヒーでも十分だが、それがスペシャルなコーヒーだったらどうだろう?

そんな、1日をハッピーにしてくれそうなコーヒーを開発しているチャレンジャーが、今まさに米国のカリフォルニアにいるのだ。

その会社はBrewBudzと呼ばれ、米国のエディブル界へ新たな風を起こそうと試みている真っ最中。

どういう風にかって?

今、彼らが熱をあげているのは、マリファナの薬効成分を余すことなく閉じ込めたコーヒーティー、そしてココアの開発だ。

革新的なポイント

BrewBudz_pics参照:Westword

彼らのプロダクトの革新的な部分の一つは、その生成過程だ。

今までのエディブルと言えば、主にチョコレートやブラウニーなど、固形の食べ物が主流だった。

もちろん、飲料もある事にはあったのだが、生成の過程でマリファナの薬効成分のいくつかをロスしている事がわかった。

そしてそれらの生成プロセスには、オイルベースでの薬効成分の抽出が必要不可欠だったのだ。

しかしながら、Brewbudzはコーヒーを含め、全てのプロダクトはエディブル市場の中でも、唯一薬効成分の抽出過程でオイルを使用しない製法を取っていると謳ってる。

さらに彼らのプロダクトは天然由来の成分のみで仕上げているという強いこだわりも主張している。

気になるのはその薬効成分の抽出方法なのだが、やはり企業の財産なので、詳しい記載は見当たらないが、Brewbudzはマリファナの全ての成分をコーヒーに閉じ込める為のプロセスを、数人の博士(PhD)の学位を持った者達と作り上げ、その製法は特許も取得しているという事らしい。

さらに、そのプロセスを経る事により、THC、CBD、さらにマリファナから生成されるその他植物性化合物を効率的に抽出する事ができる様だ。

既存のアイテムとの互換性

そしてもう一つのBrewbudzの革新的なポイントは、既存のコーヒーマシンと互換性を持たせた事だ。

コーヒーをよく飲む人であれば、おそらく目にした事のあるキューリグ(Keurig)という企業が出しているコーヒーメーカーと互換性を持たせる事を、彼らのホームページでアナウンスしている。

つまりBrewbudzは、そのコーヒーマシンに使うポッドカップ(K-cup)の製造及び、販売にも力を注いでいるみたいだ。

ちなみにだが、The Atlanticの記事の中に、約1/3のアメリカの家庭はK-cupの様な、ポッドを使用するコーヒーマシンを所持しているという記述がある。

上記の事から、マリファナコーヒーのポッドに既存のアイテムとの互換性を持たせるという事は、Brewbudzにとって非常に有利に働きそうだ。

環境への配慮

コーヒーマシンとの互換を持たせるという素晴らしいアイデアを持つ一方、Brewbudzは環境問題に対しても索を用意しなければいけなかった。

何故なら、キューリグのコーヒーマシンとK-cupは、コーヒー好きにとって便利なアイテムなのだが、大量に消費されるプラスチックの使い捨て容器が環境面に負担をかけているようだ。

もちろんBrewbudzはそういった事を考慮しているのか、公式サイトの記載通りであれば、彼らのポーションは100%堆肥化する事が可能であり、最短5週間で分解され、有害な残留物資も残す事がないらしい。

何故コーヒー(飲料)か?

coffee

彼らBrewBudzのミッションの中に、医療用マリファナが必要な人達に、日常生活の一部である、ドリンクという形で薬を届けたいという気持ちが込められている。

そうする事により、喫煙の出来ない場所でも摂取が可能になり、さらに煙や臭いで他の人の邪魔をせずに薬効成分の摂取が可能になる。

もちろん、喫煙をしない事による肺への負担も減るだろう。

医療目的や、レクリエーショナル目的として必要な人達の為に、同じプロダクトライン(コーヒー、ティ、ココア)でも薬効成分の含有量が違う、10mg(ミリグラム)・25mg・50mgの3種類を用意しているそうだ。

さらに驚くのは、同上のプロダクトはカフェインとデカフェも選べるとか。

お値段は、各ポッド$7で、今年の3月から、米国内のいくつかの州で販売を予定している。

渡米するタイミングのある人達は試してみては如何だろうか?

環境に心にも“ハイ慮”しているコーヒーを必要としているのは、自殺大国の日本だと思うのはボクだけだろうか?

参照
Brewbudz
Quartz
The Atlantic
Cannabis Culture

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キミが知りたかった情報は、誰かが知りたかった情報かもしれないだろう?

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