ガンと緩和ケア
大麻を鎮痛薬として使えない日本でガンになりたくないなぁと日頃から思っている、T.H.Cのカオルです。
今日はガラにもなく真面目なトピック、ガンと大麻についてです。
ガンと言えば日本人の3大疾病のうちの1つで、急性心筋梗塞、脳卒中と並ぶ日本人キラーな病です。
今までに葬ってきた人間の数は相当です。
さてさて、そんな大変な病気であるガンになったらかなりショックなのですが、患者さんとしてはソイツをなんとかしたいものです。
現在ガンの治療において主流なモノは、手術や薬物療法、そして放射線治療です。
ボク自身はまだガンに罹った事も無く、治療経験がないのですが、どの患者さんも口を揃えて言う事といえば、どの治療法でも苦痛を伴うという事です。
ガンを治すのも大変なんですね。
ちなみにガンになったら「治療」という選択肢を誰もが思い浮かべると思うのですが、実はよく忘れ去られているもう一つの選択があります。
それは緩和ケアです。
多くの方が誤解されているとは思いますが、緩和ケアは『治らないから』とか、『ガンが進行しているから行う』というモノではありません。
緩和ケアとは「ガンと診断された時から必要に応じて行われるものです。」とここでも言っています。
さて、緩和ケアについての定義は様々だとは思いますが、この記事ではWHO(2002年)が定義したものを使いましょう。
緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善するアプローチである。参照:厚生労働省HP
上記の文章から緩和ケアで特に大事なのは、QOLの改善だという事がわかると思います。
ガンに罹ったら治療と緩和ケア、この2つを考えた方が良いんですね。
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