脳内報酬系
さて、前回のページでは麻薬の話が出ましたが、ここでは麻薬と依存性のメカニズムを簡単に説明させて下さい。
人間の行動のモチベーションには「快感」を求める事がキーとなっていて、こういった快感が生まれる仕組みを「脳内報酬系」と呼んでいます。
欲求が満たされる事がわかった時、もしくは満たされた時に脳が活性化して、快感の信号を与える神経系です。
例えば、あなたが何か達成した時、心の奥底で「気持ち良い!!」と感じた事はありませんでしたか?
それが、今話している「脳内報酬系」です。
そして、先ほどの神経系が刺激されると、脳にドーパミンという脳内物質が分泌され、快感を感じるようになります。
そしてそのドーパミンの生産を増やすのが、オピオイド・コカイン・アンフェタミン・ニコチン・アルコールと呼ばれている麻薬たちです。
つまり、ドーパミンを放出するという快感が引き金となって、麻薬中毒や依存症になってしまうわけですね。
[ad#any-b4h2]
Leave a Reply