バッドトリップを体験
追突事故
通行人のひき逃げ
警察
多額の賠償金
彼女が死ぬ
皆死ぬ
バッドトリップ中は、一秒毎にこういった悪いイメージがグルグルと頭の中に渦巻きます。
その友達に車を停めてくれと二人でせがみますが、友達は「大丈夫大丈夫!いつもこんな運転だから」とか言うので、ボク達はいつ死ぬんだろうと思ってました。
最終的に彼女は軽い過呼吸と腰が抜けて歩けなくなり、ボクは嘔吐感がひどかったので、最終的には路肩に車を停めてもらい、その友達をおいてタクシーで帰りました。
家に着くやいなや、ベッドに寝転がってリラックス。
ただ、目を閉じていても、開けていてもひどい目眩に襲われます。
彼女はずっと泣きながら怒ってるし…もうずっとパニック状態。
当のボクもずっと独り言の様に頭に浮かんだ事故のシーンについて話してるし…ずーっと心臓はバクバクだし。
もう最悪…
ルームメイトに今の状態を話すと、「不安を感じさせないようにした方が良いよ〜」との事だったので、自分にも彼女にも「大丈夫だよ〜」と30分程言い聞かせ続け、普通に話が出来るくらいには落ち着きました。
それでもまだ彼女の手足はすごく冷たくなって震えていたので、暖かいスープを作ってあげ、自分はチョコレートをかじって、やっと一段落しました。
いやー、バッドトリップ怖いね、嫌だね。
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