大麻初体験
オランダというのは不思議な国でした。
それはやはりコーヒーショップという場所で大麻が買える、そして吸えるという事です。
拙い英語を用いてなんとか乾燥大麻を買う事ができ、ジョイントを巻くための紙も購入しました。
ただ、今までタバコを吸った事がなかったので、うまくジョイントが巻けませんでした。
10分くらい巻くのに手こずっていると、隣の席に座っているおじさんが自分のローリングマシーンを使って巻いてくれました。
とりあえず周りにいる人の真似をして、ジョイントを咥え、先端に火を着けながら、煙を吸い込みました。
その瞬間に喉が焼けつくように痛み、ひどく咳き込みました。
「なんだこれ?こんなのがいいの?」と思いながらも、巻いたジョイントが勿体無いので、一応最後まで吸い切ろうと思いました。
アムステルダムの観光ガイドに目をやりなが、少しずつジョイントを吸い、たまにコーヒーを啜っていました。
コーヒーが半分以下になった頃、時間の感覚がゆっくりになるのがわかりました。
そして次に気づいた事は、周りの音がよく耳に入ってくるという事でした。
とても表現しずらいのですが、全ての音が粒立っていて、すべての音の構成が頭の中でわかる、そんな感覚になりました。
心は穏やかで、深呼吸が気持ちよく、コーヒーは冷めているのにいい香りで、全てが心地よく感じました。
いい感じにお腹も減ってきたので、外へ出ました。
残った大麻はジップロックにいれ、ポケットにいれて持ち運びました。
途中マクドナルドでハンバーガーのセットを買ったのですが、人生で1番美味しいハンバーガーだったと思います。
マクドナルドを出るとすでに夕方だったので、ホテルに戻り、その日はゆっくりと眠りました。
とても久しぶりにリラックス状態で眠れました。
オランダでの5日間は基本的にそんな感じで過ごしました。
大麻を吸って、ご飯を食べて、公園に行ったり、美術館に行ったり、そんなゆったりした時間を過ごし、日本へ帰国しました。
このオランダでの大麻の使用体験を通して、僕の人生は素晴らしくいい方向に変わったと思います。
大麻は日本では麻薬として認識されています、しかしながらオランダではそんな事は微塵も思いませんでした。
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