マリファナ使用後の運転はやはり危険か?
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はっきり言って、むっちゃくちゃ危ないし、暴走運転で交通事故を起こすに決まってんだろ!…っていうのは事実にもデータにも基づいていないただの誰かの意見なんだ。
つまり、ここからがやっと本番なんだけど、アメリカの一部の州ではマリファナ使用後の運転と飲酒運転は同じくらい危険だって思われていたんだ。
ところが、アメリカ運輸省道路交通安全局 (National Highway Traffic Safety Administration)が出したレポートによると、”大麻使用後の運転は飲酒運転よりもよっぽど安全”っていう研究結果が出たんだ。
これって、びっくりじゃない?
もっと詳しく説明すると、マリファナを使用した運転者は、酒気帯び運転者よりも著しく衝突や事故のリスクが低い、というわけなんだ。
上のチャートは、合法や非合法(抗うつ薬、鎮痛薬、 興奮剤とか)な薬を運転前に摂取して、衝突やそれに関するリスクが正常時と比べてどれ位あるのかっていうグラフなんだ。
結局のところ、飲酒以外は、マリファナを含め上記のような薬を使用したところで、リスクに変化はないという結果をアメリカは出しているね。
一応、飲酒の度合いにもよるのだけれども、今回の研究では血中アルコール濃度が0.05%以上の時とマリファナ使用時では、アルコールを摂取している人の方が、約7倍近く事故を起こすリスクが跳ね上がるという結果が出たんだ。
ちなみに、日本の道路交通法では、酒気帯びや、血中アルコールの度数について以下のように記載がある。
道路交通法では呼気1リットル中0.15mg以上アルコールを検知した場合、「酒気帯び運転」としています…1単位(ビール中びん1本、日本酒1合、焼酎0.6合)のアルコールを飲んだときの血中アルコール濃度は、0.02~0.04%です。これは、呼気1リットル当たりのアルコール量に換算すると、0.1~0.2mgに相当します。
つまり、ビールだったら中びんを1本以上(もしくはそれに準じる量)を飲んだら、血中アルコール濃度は0.05%以上になる確率がかなり高いんだ。
それだけで、マリファナ使用者の約7倍近い交通事故のリスクがあると思うと、酒気帯び運転なんか良くない事だってわかるだろ?
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