マリファナを合法な国で栽培するなら種とクローン どちらが良い?
大麻を栽培する場合、種子とクローンの2つの方法から栽培し始めることができます。
合法な国であれば、種は信頼性が高く、簡単で、入手がしやすい一方、クローンは成長までが早く、効率的であり、そしてマザープラントの特徴を継承しています。
どちらの方法でも良さそうではありますが、実はどちらにも欠点があります。
今回の記事では種子とクローンを比較し、あなたがどちらの方法で栽培を始めるかという手助けをしていきたいと思います。
種子を発芽させる方法、そしてマザーからクローンを採取をする方法、どちらのもカンナビノイドが豊富なバッズを作り出すという最終的な結果は同じですが、そこに至るまでのルートが異なってくるのです。
クローン栽培のスピード感を好む栽培者もいれば、種を用いて最後まで栽培しきる事を好む栽培者もいます。
あなたが栽培初心者であっても、経験豊富な栽培者であっても、両方の技術を学ぶ事は将来的に収穫量を最大化させるために重要なのです。
2つの栽培方法にはそれぞれ長所と短所があります。
それぞれの特徴を比較検討した上で、どちらの道に進むかを決めると良いでしょう!
種から大麻を栽培するメリット
大麻栽培者の中には、種から育てる事こそが「純粋な」栽培方法だと考えている人もいるみたいですが、これが本当かどうかは別として、収穫の時にとても大きな満足感を得られるのは確かです。
なによりも家庭で大麻を栽培しているほとんどの人は種から栽培を始めています。
理由としては種がどこでも合法的に入手しやすいといった事があげられています。
しかしながら、理由はそれだけでは無いみたいなので、以下を読み進めていきましょう。
簡単にオーダーができる
インターネットの普及により、大麻の種を手に入れる事が非常に簡単になりました。
現在ではこういったシードバンクより、オンラインで簡単にを注文する事が出来るみたいです。
送られてくるパッケージは外見からは中身がわからず、家から出る必要もなく郵便ポストに配達されます。
大麻草そのものが違法な国でも、発芽していない種子を所有し、収集する事自体は完全に合法な国もあるので、種から始める人が多いみたいです。
ゼロから始める
種から栽培を始めると、収穫の結果をより満足のいくものにするだけでなく、新しい品種を作る事も可能にします。
種というのは、いわゆるDNAの塊です。
この遺伝子情報の塊には、病気になりにくい個体だったり、虫害に強い情報を持つ個体も存在しているのです。
オリジナル品種が出来る
種から大麻を栽培する技術を習得したら、次は自分の品種を作る事に挑戦できます。
お気に入りのメスとオスを交配させれば、栽培シーズンの終わりには、数百〜数千もの自分だけの種を作る事が出来るのです。
自分の好みに合った品種を選ぶ事で、最高の品種が出来あがるはずです。
メス化済みの種が使える
通常の種はオス・メスの区別がありませんが高品質のフェミナイズドシード(メス化済み種子)は99%雌であることが保証されています。
なぜこれが重要なのでしょうか?
皆さんも知っている通り、ほとんどの栽培者は超スティッキーなバッズを求めています。
しかし、そんなバッズを実らせる事が出来るのはメスの植物だけなのです。
一方、オスは花粉を作ります。
交配には花粉も必要ですが、交配したメスは収穫量やそのバッズの質に悪影響を及ぼします。
メス化された種を使用すれば、通常の栽培ではオスを取り除く為に使う膨大な時間と労力を節約することができ、高品質なバッズを収穫出来るメスのみを育てる事ができるのです。
種から大麻を栽培するデメリット
メリットの部分だけを読めば、大麻を種から栽培する事ことsが完璧だと思われるかもしれません。
しかし、人生には何にでもデメリットというモノがあるのです。
ここからは、種から栽培する事のデメリットの話をしていきましょう。
常に発芽するとは限らない
評判の高いシードバンクから購入する種子の発芽率が高いとはいえ、すべての種が発芽するわけではありません。
残念ながら、何をやっても不発に終わってしまう種もあるのです。
こういった理由があるので、たとえ1株しか育てるスペースが無い場合でも、種は複数発芽させた方が良いのです。
遺伝子型と表現型
同じ植物から採取された種は、遺伝子型がわずかに異なります。
親から子へ、兄弟から兄弟へ、そこには常に遺伝的な差異があるものです。
つまり、ある特定の親と全く同じものができるわけではなく、兄弟や姉妹の間に違いが見られるという事です。
同じ種を10個植えると、高さ、色、風味、収量に多少の違いが出てきます。
大麻草は、表現型に影響を与える要因である外部環境にも基づき、特定の特徴をもつものへと育っていきます。
温度、湿度、光、栄養分、水など、すべてが表現型の発現に影響を与える可能性があるのです。
つまり、本当に均一な収穫を目指しているのであれば、種から栽培するのはクローンよりも難しいという事になります。
スタートが遅い
最後のデメリットは、種から栽培を始めるとクローンよりも収穫時期に達するまでの時間がかかるというモノです。
土の中から最初の芽が顔を出すまで、数日から1週間ほどかかることもあります。
その後、苗が成熟するまでには、さらに1~2週間かかります。
それほど長くはかからないと思われるかもしれませんが、スピード栽培が可能なオート種が人気なのは、種から収穫までの時間がクローン栽培と非常に似ているからだと言われています。
クローンから大麻を栽培するメリット
クローンとは、生育中のマザープラントから採取された挿し木のことです。
クローンを入手したら、土や水耕栽培用の培地に植え付ける前に、まずが根付かせます。
クローンというだけあって、遺伝子情報自体はマザープラントと同じになります。
しかし、それが良いかどうかは…場合と状況によりますので、まずはクローンから大麻を育てる事のメリットを見ていきましょう。
雌花から雌花ができる
クローンは正確なコピーなので、雌のマザーから挿し木をすると、別のメスが生まれます。
種から栽培する場合はオス株に注意する必要がありますが、クローンの場合はそういった事が事前に避けられるのです。
また、メス化された種子からオスが生まれるという小さなリスクも避けることができます。
クローンによる時間の節約
クローンによる栽培では、種を発芽させ、適度な大きさの苗に成長するというステップを待つ必要がありません。
むしろ、そのステージは完全にスキップすることができるのです。
クローンの場合は切り取った苗を根付かせるだけで、すぐに植物を育て始める事ができ、サイズ、味、形態、収穫量などはマザープラントのすべての特徴を受け継いでいます。
しかし環境的な要因によっては、マザーとは異なる性質や形状になる事もあるので、栽培時には注意が必要です。
クローンから大麻を栽培するデメリット
クローンは、ある分野では種よりもメリットがありますが、もちろん完璧ではありません。
ここからは、大麻草をクローンから育てる事にした場合に起こりうる問題をいくつか挙げていきます。
運頼み
種が欲しければネットでシードバンクを探せば良いのですが、クローンが欲しいとなると…これは運に頼らざるを得ません。
クローンというモノは、生育中の植物から取る必要があるため、あなたが家で栽培している場合はクローンを見つける事へのハードルは高くなると思います。
さらに、クローンの輸送は違法である事が多いので、国によっては注意が必要です。
それでもクローンを見つけたいのであれば、栽培仲間を見つけるのが一番かもしれません。
もちろん無料でとはいかないかもしれないですが、1、2本のクローンであれば手に入れられるかもしれないですね。
注意すべき事
種は頑丈なので、そのまま土に投げ入れて育てる事ができます。
しかし、クローンは非常にデリケートなので輸送の際は特別なケアが必要になってきます。
挿し木を乱暴に扱ったり、うまく育てられなかったりすると、根が出る前に枯れてしまいます。
また、傷つきやすい挿し木苗には、最適な環境を整えてあげる事が必要です。
最適な湿度、きめ細かな温度設定、安定した温度、この3つが最低でも必要になってくるでしょう。
悪い遺伝も継がれる
マザープラントは悪い特徴も含めて、すべてをそのクローンに受け継ぎます。
表面上は見えないかもしれないですが、植物の中には遺伝的問題や欠陥を抱えている可能性もあるのです。
難しい事に、何度かそのマザーからクローンを育ててみるまでわからないかもしれませんが、そうなった時のダメージは中々甚大です。
クローンと種 栽培するならどっち?
最後になりましたが、この答えは完全にあなた次第なのです。
栽培者の個人的な好みと技術に拠ると言っても過言ではないのです。
しかしながら、初心者はやはり種を使う方が簡単で、より良い結果を得ることができる事が多いみたいです。
そして、クローンは種よりも扱いにくいので、もう少し経験を積んだ生産者にお勧めします。
栽培の世界や、別の世界でも通用する事ではありますが、トライ&エラーを繰り返す事で、自分なりのやり方を見つけることができるはずです。
両方の方法を試してみて、自分の栽培スタイルに合った方法を探してみてください。
ただし、大麻の栽培が合法な国でお願いいたします!
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