大麻で人が亡くなる致死量?
先程のページでは、アルコールの薬効量と致死量の比が1:10という事を理解していただいたと思いますが、このページでは同じ考え方を用いて大麻の薬効量と致死量について見てみましょう。
東京銀座クリニックの院長を務める、福田一典氏の著書「医療大麻の真実」によると大麻に関する先ほどの比は、1:1000以上という驚異的な数字でした。
現在、様々な先進国で大麻の使用に関して開放が進んでいるのは、この大麻の安全性(致死率の低さ)や医療用途として十分な使用価値があると認められているからというのも一つの理由ですね。
ちなみに、別の本ではありますが”Weed: The User’s Guide“の著者である、David Schmader氏によると、15分以内に1500ポンドの大麻を消費しなければ、致死量に達しないという事みたいです。
大麻の過剰摂取で死ぬには、15分で約680kg相当を摂取する必要があるんだと本に書いてあった。15分でその量って無理でしょ。どんだけ大麻は安全なんだよ。それに比べてアルコールは、どんだけ人を葬ってんだよ。ちなみに画像は“weed: the user’s guide”より。https://t.co/wzRmK1qWkr pic.twitter.com/Q796LtI9SX
— Kaoru (@Kaoru_Cal) 2018年7月30日
1ポンドが約453グラムとして、1500ポンドは約680キログラム相当になる計算です。
680キログラムなんていう大量の大麻を用意するのもかなり大変ではありますが、その量を15分以内摂取してやっと致死量に達するという事は、基本的に大麻の過剰摂取(オーバードーズ)で人が亡くなるという事はあり得無さそうですね。
ちなみに、嗜好品や医療用途としての大麻を開放したアメリカでは、大麻の使用が直接の原因で死亡したケースは今までに無いという事がNBCの記事でも取り上げられているみたいです。
さて、この記事を通して大麻の安全性について、少しは理解出来たのではないでしょうか?
今後「大麻は危険だから日本に必要無い」とか「大麻で人が死ぬ」なんて言う人がいたら、この記事のURLをぶん投げてやって下さい。
あ、あと完全に余談なのですが、インスタグラムで「#Tokyomeltdown」って検索すると、アルコールで酔いつぶれた人達の画像がいっぱい見れますので、暇つぶしに覗いてみて下さい。
いや〜、アルコールって怖いっすね…
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