薬物の安全性?
アルコールと大麻を比較する前に、まずは一般的な薬物の安全性についての知識を頭にいれましょう。
薬物の安全性については様々な考え方がありますが、一般的に薬物の安全性は効果が発揮する用量(薬効量)と死亡する量(致死量)の差があるほど安全性が高いと認識されています。
例として、A錠とB錠という薬があり、どちらも痛み止めの薬で、薬効量は300mgだとします。
しかし、A錠は致死量が600mgで、B錠は致死量が3000mgだとすると、AとBそれぞれの薬効量と致死量の比は以下のようになります。
- 薬Aの場合の比 600:300 = 2:1
- 薬Bの場合の比 3000:300 = 10:1
つまりA錠と比べてB錠は9錠まで摂取しても過剰摂取による死亡が引き起こされないという事ですね。
この図解と説明で薬の安全性の計測方法について理解出来たかと思います。
もしこれでも理解が出来ないのであれば、しょうがないので「夏休み子ども科学電話相談」とかで聞いて下さい。
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