職質は常に
ちなみに、見かけで人を判断する税関職員が多いという事を知っていたので、俺は出入国時の服装には人一倍気をつけているつもりだった。
トラブルを避け、税関審査で無駄な時間を取られないためにも個性を押し殺すのだった。
心は汚れているが、小綺麗な服装をいつも心掛けているのだ。
俺は日本国内でも職質されることが多い。
何か特別なオーラを発している自覚もあった。
帰宅ラッシュ時に、スーツ姿の俺を止めた警官がいた時は、「なぜ!?こんな人ごみで、なぜ俺なの?」と問い詰めた事がある。
もちろん理由は教えてもらえなかった…。
つまり、他人よりも怪しまれる事には慣れっこだったから、その経験から外見には気を使っていたのだ。
しかし、今回は止められてしまった…
まぁ、そんな事もあるだろう、仕方ない。
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